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年末は、師走特有の慌ただしさから運転者や歩行者などの注意力が散漫となり、交通事故が起きやすくなります。とくに愛知県では交通事故死者数が依然として全国ワーストワンとなっている中で、県全体で交通安全意識を高めながら交通事故の防止を図ることが重要になってきます。

今年も交通事故防止を目的に愛知県や愛知県交通安全推進協議会などが中心となり、１２月１日から１０日までの１０日間、「年末の交通安全県民運動」が実施されます。愛知では自動車関係団体も参加して、ワーストワンの汚名返上に向けて県内各所で交通安全運動が展開されます。

１２月に入ると、忘年会などの飲酒の機会が増えることから飲酒運転による事故が心配されます。運動期間中の１２月５日は「県内一斉大監視」を午後４時から実施して交通事故の防止に取り組みます。また、「１２月は飲酒運転根絶強化月間」とし、月間で飲酒運転の根絶に向けた取り組みを展開します。

運動のポイントは「ストップ・ザ交通事故」をスローガンに、①飲酒運転を根絶しよう②子供と高齢者を交通事故から守ろう③夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗車中の交通事故をなくそう④すべての座席でシートベルトとチャイルドシートを正しく着用しよう―を重点項目としています。

（提供：整備新聞）