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国土交通省は１０月２３日、令和６年度の自動車関係功労者に対する大臣表彰を行い、中部の整備業界からは加藤博久氏（大須自動車・社長、名古屋市中村区、６０歳）が受賞した。（写真＝表彰状を手にする加藤社長）表彰式は東京都千代田区の国土交通省で開催された。
加藤博久氏は、昭和６０年に名古屋トヨペットに整備士として入社、サービス部に所属し、自動車整備作業に従事、整備技術錬磨に励み、会社の業績向上などに貢献した。
平成3年に家業の大須自動車に入社、整備主任者として現在に至るまで車両の点検・整備・統括管理業務に専念するとともに、会社の業績向上・発展に尽力している。
愛知県自動車整備振興会に対する功績では、平成７年から５年間、定期点検整備促進部会員、平成１５年から５年間は業務委員会委員、平成２１年からは同会の監事に就任、適正な運営、管理に指導力を発揮し、自動車整備業界の地位向上に貢献している。
平成２１年からは愛知県自動車整備振興会・中村支部の支部長に就任、名古屋市中村区の整備工場をまとめるとともに、地元警察署と連携し、車両の盗難防止キャンペーンとしてナンバープレート盗難防止ネジの取り付けを実施。さらに、「こども１１０番の家（子どもたちを守るクルマ屋さん）」運動への協力、中村区民祭りに、中村支部として参画、マイカー点検教室を開催して多くの受講者に対して車の保守管理や日常点検の重要性などを啓発、地域で信頼される自動車整備工場として好評を得ている。（整備新聞社）